1989-11-27 第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第8号
我が党はこうした姿勢により、何回にも及ぶ軽水炉の安全審査指針の見直し、行政責任体制の明確化、建設計画の審査制度の改善、そして通産省は環境審査顧問会、科学技術庁は公開資料室の設置などにより、原発の安全のため政府の原子力政策にも大きな貢献をしてきましたが、こうしたことにより、政府も電力会社の原発の安全性に対する対応や放射能の管理も慎重さが増し、これが事故、故障を減少させる結果となっております。
我が党はこうした姿勢により、何回にも及ぶ軽水炉の安全審査指針の見直し、行政責任体制の明確化、建設計画の審査制度の改善、そして通産省は環境審査顧問会、科学技術庁は公開資料室の設置などにより、原発の安全のため政府の原子力政策にも大きな貢献をしてきましたが、こうしたことにより、政府も電力会社の原発の安全性に対する対応や放射能の管理も慎重さが増し、これが事故、故障を減少させる結果となっております。
ただ、この事故の情報につきましては、安全委員会に報告される都度記者発表をすると同時に原子力委員会の月報にも資科を掲載しておる、また科学技術庁内の公開資料室に置くというような措置もすでにとっておるところでございます。
それからそれらの安全委員会に出されました資料につきましては、私どもの方の組織といたしまして原子力局に調査国協課というのがございますが、そこへ提供いたしまして、科学技術庁の公開資料室というところに一般の方々が閲覧できるような制度を設けておりますので、そこへ提供をする。それから案件によりましては当然御関係のところへ御説明に行くというような形になろうかと思っております。
したがって、石谷さんもちょっと触れておりました、どこへ行ったらいいかということでございますが、それは公開資料室はもちろんでございますが、安全委員会の月報にそういうものは十分出ております。ただし、それを分析し、評価し、システムとして次のステップにフィードバックするというところが非常に欠けているように思います。
○山野政府委員 資料を一般の閲覧に供するようにしておることは、これは法的に制度化するまでもなく基本法の精神にのっとりまして公開資料室というものを設けまして、先ほど申し上げましたような研究の成果も、だれでも見られるようにしておるわけでございます。
○松田説明員 申請書並びに添付書類は、現在公開資料室等で公開しておりますので、相当膨大なものでございますが、もちろん何らかの方法でお示しできると思います。 いまお尋ねになりました資金調達計画の問題でございますが、これは添付書類に、開銀資金、自己資金、一般借入金で調達するという表現がございますが、その内訳については特に載っておりません。
公開は、昭和四十八年の五月からできました原子力公開資料室程度、あのようなちょこっとした機構をつくって、わが国の原子力行政は風通しがいいと、こんなに明るいですよ、公開されていますよと、あれをショーウインドーにしている。しかしそれはショーウインドーでしかない。アクセサリーにしかすぎない。こういうふうな姿勢が目立っていると思います。
公開の問題で、たとえば昨年、これは科学技術庁に公開資料室ができまして、一応いままでは安全審査関係の資料というのは審査が終わった段階で、たとえば「原子力委員会月報」というのに載る程度しか公開されていなかったのが、申請書が幾らか公開されるようになったというふうな、これは一つの前進だと思います。
それから安全審査につきましては、申請書ないしはその添付書類といったものは全面的に公開いたしておりまして、部数の関係もございまして広く配布するというわけにはまいりませんけれども、私どものほうの公開資料室にございますので、いつでも利用できるものでございます。
○政府委員(生田豊朗君) 添付書類につきましては、先生御指摘のとおり、すでに公開資料室で閲覧に供しておりますが、先ほど大臣が申し上げましたのは、今後その添付書類の数をなるべくふやすという方向で進めてまいりたいということでございます。 それから審査資料でございます。審査資料につきましては、私どもは原子力基本法第二条、研究の成果の公開の成果に該当するものとは考えておりません。
また、科学技術庁に開かれました公開資料室にも縦覧の用意がございます。ただし、御指摘のように、コピーサービス等につきましてまだ十分ではありませんので、その点につきましては、将来は先ほど申し上げましたような県立の図書館に置いてもらうとか、それから東京では科学技術情報センターに置きまして実費でコピーサービスができるような、そのようなことを考慮いたしたい、こう考えております。
公開資料室ができてからのことになりますけれども、それはすべて審議の結果は十分に反映したものを公開資料室に出したい、こういうふうに考えております。